中東ヨルダン・死海のタラソテラピー
こんにちは。メンズ美容家・木津利香です。今回は、美容家として一度は訪れたい場所(中東・ヨルダンの死海)と、現地で体験したい美容(タラソテラピー)についてお話しします。
1. 死海について
中東・ヨルダンは、日本人にとってあまり馴染みのない国だと思いますが、「死海」という名称は聞いたことがあるのではないでしょうか。
死海の塩分濃度は約30%(通常の海水の約10倍)もあり、体が浮きやすいことで知られていますよね。ちなみに、海ではなく「湖」です。流出河川がないため塩分濃度が高いそうです。
2. 死海の場所
死海は、ヨルダン・イスラエル・パレスチナの国境に位置しています(地図上の赤い点線で囲まれた部分)。私が訪れたいのはヨルダン側の死海ですが、イスラエル側からも死海に行くことができます。
ヨルダンの首都(アンマン)にある「クイーンアリア国際空港」から死海までの距離は、約53kmです。ヨルダンの基本的な情報については、外務省のデータをご確認いただければと思います。
※参考情報:【外務省】ヨルダン基礎データ
3. 死海の美容効果
死海に美容効果があることは、古くから知られています。ミネラル豊富な死海の水に浸かったり、死海の泥を肌にぬり「泥パック」をすることで、美肌効果やアンチエイジング効果などが得られるとされています(※1)。このように、海水や海泥など、自然の恵みを利用するセラピーをタラソテラピー(海洋療法)(※2)といいます。
また、死海の水をそのまま使った「スパ」も利用したいと思っています。気になっているのは、死海の5つ星ホテル「デッド シー マリオット リゾート & スパ」。ここなら紫外線を気にすることなく楽しめるし、一流のトリートメントを受けることもできます。
4. 死海でタラソテラピーを受けたい理由
私は2004年から美容家として活動していますが、これまで数えきれないぐらいの化粧品をためし、あらゆる美容方法も体験してきました。
その中には、死海の成分を配合した化粧品もふくまれています。けれど、日本国内で流通している死海の化粧品を試すだけでなく、現地でタラソテラピーを体験したいのです。現地には、日本で流通していない死海の化粧品もあるはずです。
死海のタラソテラピーを存分に楽しんだ後は、首都・アンマン市内を散策して、ヨルダンならではの美容を探したい。そして、夜はワディラム砂漠で満天の星空を眺めたい…。そんなことを考え、ヨルダンの情報を調べる日々です。
参考文献
※1 死海の美容効果:The Biological Role of Dead Sea Water in Skin Health: A Review
※2 タラソテラピーの美容効果:Thalassotherapy, Health Benefits of Sea Water, Climate and Marine Environment: A Narrative Review