理容室で失敗しない頼み方【6つのポイント】
「理容室で、髪型をどうやって頼めばよいか分からない」「いつもイマイチな髪型になる」と悩んでいませんか?
イメージ通りに切ってもらったり、似合う髪型にしてもらうにはコツが要ります。
本記事では、イメージ通りに切ってもらう頼み方や、自分に似合う髪型にする頼み方など6つのポイントをお伝えします。
この記事を書いているのは
はじめまして!メンズ美容家・木津利香(きづりか)と申します。ご覧いただきまして、誠に有難うございます。私は幼少の頃から肌が弱く、20才にして80才以上まで肌老化してしまいました。
肌を若くしたい一心で、5年間で約600個、1千万円分もの化粧品を試しました。また、肌は臓器の一部であることから、体内のケアも徹底。その結果、独自の美容論を構築するに至り、2004年に美容家として活動を開始いたしました。セミナー登壇700件以上、1万4000名を超える方に受講して頂いております。
現在、夕刊フジ(産経新聞社)でメンズ美容の週刊連載をさせていただいたり、メンズ美容のオンラインサロンを運営するなど、メンズ美容を専門にお仕事しております。
1)きちんとした服装で行く
似合う髪型にしてもらうには、きちんとした服装で行くことが重要です。
理容師は、お客様の見た目に合わせてカットするからです。
例えばビジネスマンが、休日に部屋着のような服装で理容室に行ったとします。
それに合わせてカットした後、スーツに着替えて鏡を見たら、髪型が決まらない…
そう思うのも当然だと言えます。
間違っても、部屋着のような服装で行かないようにしましょう。
2)理想のイメージを伝える
髪型のイメージがある場合は、そのイメージ画像を理容師に見せることが大切です。
「30代_男性_髪型」といったワードで検索すると、さまざまな髪型が出てきます。
その中で好みのものをスマホ等に保存しておき、当日、理容師に見せるとよいでしょう。
最近では、専用タブレットで数々のサンプル画像を見せてくれる理容室もあります。
ざっくりとイメージを伝えれば、理容師が画像を検索してくれるので便利です。
特にイメージがない場合は、自分の職業や立場などを伝えて、相応しい髪型を提案してもらうとよいでしょう。
3)自分に合うか相談する
理想とする髪型がある場合は、それが自分の髪質や頭の形、雰囲気などに合うか理容師に聞いてみましょう。
この時、自分の職業や立場なども伝えれば、そうした「背景」も考慮してアドバイスいただけるはずです。
本音でアドバイス頂けるかどうかは、理容師との関係性にもよります。
親切心からアドバイスしようとしても、怒られそうで怖いと感じる人にはできないものです。
理容師と顧客という間柄であっても、人と人。
仕事などの人間関係同様に、よいコミュニケーションを心掛け、少しずつ信頼関係を築いていくことも大切です。
4)薄毛のカット
薄毛のカットは、テクニックが必要だといわれています。
髪の毛は頭頂部が細く、耳周りにボリュームが出がちです。
すると、上はペタッと潰れ、横はモワッと広がり、間抜けな印象を与えます。
重さが出がちなトップの髪を、思い切って短くするといった工夫をすればカッコいい髪型にできます。
通称「1000円カット」と呼ばれるリーズナブルなお店にも、技術力のある理容師はいらっしゃいます。
ただし、時間的な制限などから、その力をフルに発揮できない場合もあります。
信頼できるお店や理容師を探し、似合う髪型を相談してみることが大切です。
5)スタイリングの仕方を教わる
「理容室に行った直後はカッコいいけど、自分でやるとイマイチな髪型になる」という経験はありませんか?
カット後にスタイリングの仕方を教われば、再現性が高まります。
「家で自分でやる時はどうやれば良いですか?」と理容師に質問してみてください。
髪の乾かし方(髪を流す向き)や整髪料の付け方など、ポイントを的確に教えていただけます。
6)時間をかけて完成させる
理想の髪型が、たった一度のカットで完成するということは、なかなかありません。
数か月間に渡り、理容師と相談しながら、微調整をくり返して完成させていくものです。
この場合も、前述同様に「コミュニケーション」が大事です。
本当に似合う髪型を提案してくれるのも、似合わない髪型を指摘してくれるのも信頼関係あってこそ。
ぜひ、人と人の繋がりを大切にして頂けたらと思います。
以上、理容室での髪型の頼み方をお伝えしました。
ご参考になりましたら幸いです。