【長野県立科町観光】山の神々にいだかれる「ご当地美容」の旅

長野県立科町は、東京や名古屋からもアクセスがよく、リゾート地として人気の場所です。そんな立科町ですが、実は、美容にも良いところです。この記事では、その土地ならではの美容法をもとめて、全国を旅するメンズ美容家が、立科町の魅力を紹介しています。ぜひ、立科町観光の参考にしてみてください。

この記事の筆者
メンズ美容家きづりか
1974年、石川県生まれ。肌がよわく、20歳にして80歳まで肌老化する。肌を若くしたい一心で1,000万円分ものコスメを試す。肌は臓器であることから体内のケアも追求。その結果、独自の美容論を構築するにいたり、2001年に美容家として活動開始。近年はメンズ美容に特化している。
[ 実績 ] セミナー受講者1万4,000名超・産経新聞社にて連載・コスメプロデュースなど
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目次
長野県立科町について

長野県立科町は、東京や名古屋からもアクセスがよく、夏は避暑地として、冬はスキーリゾートとして人気があります。
高原地帯には標高2,531メートルの蓼科山をはじめ、女神湖・白樺湖・蓼科牧場などがあり、一大リゾート地となっています。
りんご・稲作・高原野菜・畜産などの農業がさかんなので、食事面でも楽しむことができます。
美容効果のある超軟水

美容という視点からみた場合、長野県立科町の一番の魅力は「水」にあるといえます。
「軟水は肌や髪によい」という話を聞いたことがあるのではないでしょうか?
軟水とは、カルシウムやマグネシウムの含有量がすくない水のことで、まろやかな口当たりが特徴です。
日本の水道水の平均硬度は48.9mg/Lで、WHOによる分類では軟水に区分されます。
そんな中で、ここ立科町の水は硬度26〜27mg/Lと特にすくないため「超軟水」だといわれています。
ちなみに源泉は、日本百名山のひとつである蓼科山の湧き水や地下水だそうです。
1回5,000円のトリートメントに匹敵!?
そんな立科町の水道水で洗顔すると、肌が驚くほどスベスベに!!
シャンプーをすれば、まるで美容室帰りのように髪がサラサラになります!!!
筆者は、美容室で1回5,000円のヘアトリートメントをしていますが、そのときの髪の手触りが、立科町の水道水でシャンプーするだけで得られるほどです。
肌や髪がキレイになる理由
超軟水で洗うと、肌や髪がきれいになる理由は「石鹸カス」にあります。
一般的な水道水で洗顔やシャンプーをすると、洗浄剤が水中のカルシウムなどと反応して、石鹸カスが生成されます。
その石鹸カスは肌や髪にのこり、肌のツッパリ感や、髪のギシギシ感などを生み出します。
ところが、超軟水は石鹸カスの生成をおさえるため、肌はスベスベ、髪はサラサラになるのだそうです。
美容効果をもたらすフィトンチッド

森林浴といえばリラクゼーションというイメージですが、実は、美容効果も期待できます。
JR茅野(ちの)駅から、車で40〜50分ほど登った標高約1550メートル地点に、女神湖や立科第二牧場などの観光スポットがあります。
いずれも森の中なので、車から降りれば森林浴効果がえられると思います。
この森林浴の効果は、木々が発する「フィトンチッド」という物質によるもので、副交感神経を優位にさせて、心身の緊張を解きほぐすことがわかっています。
忙しい現代人は交感神経が優位になりがちですが、その状態がつづくと自律神経のバランスが乱れてしまいます。
すると、血流や新陳代謝が悪くなって、肌荒れや抜け毛などにつながります。
そのため、森林浴でリラックスすれば、肌や髪によい影響があるといえるのです。
信州の美容フード

長野県といえばソバ、というイメージがありますよね。
標高1550メートル、女神湖の近くにある「そば処せんすい」は、八ヶ岳で育ったソバを提供するこだわりのお店です。
ソバはさまざまな栄養素をふくみ、疲労回復や成人病をふせぐ効果があるとされます。
その中でも、ポリフェノールの一種「ルチン」は、毛細血管を強化したり血糖値をさげるなど、アンチエイジングにも重要な働きをもちます。
ツルヤ オリジナル商品

明治25年、長野県創業のスーパーマーケット「ツルヤ」は、地域住民のみならず、観光客からも愛されています。
長野県を中心におおくの店舗がありますが、ここ立科町にも店舗があります。
なんといっても、このお店の魅力はオリジナル商品にあり、お土産にも最適です。

長野県といえば、りんごも有名ですよね。
りんごには、抗酸化物質「ポリフェノール」が豊富にふくまれており、シミやシワをふせいだり、アンチエイジングにもよいとされています。
ツルヤオリジナル「りんごチップス 信州ふじ」は、りんごと塩水だけで作られたドライフルーツ。
市販のドライフルーツには砂糖や油を添加したものがたくさんありますが、これは安心して食べることができます。
自然な甘さと塩加減が絶妙で、思わずリピート買いしてしまいました。

つづいて、ツルヤオリジナルのハチミツ(画像右)。
薬膳では、「ハチミツは肌を潤す」とされています。
ところが、残念ながら日本のハチミツは砂糖が添加されているものが主流で、純粋なハチミツは少ないそうです。
そんな中で、この「信州産りんご蜜」は、余分な調整がされていない純粋ハチミツとなっています。
ちなみに、ジャージーヨーグルト(画像左)は、まるでレアチーズのような濃厚な味わいで、デザートにぴったりな一品でした。

こちらは、ツルヤオリジナルのゼリー。
いずれも信州産の食材をつかったゼリーで、旅行の疲れを癒やしてくれる、ほどよい甘さです。
黒ごまゼリー(画像左)は、あっさりとした和菓子のような味わいでした。
黒ごまは、薬膳では白髪やシワをふせぐなどアンチエイジング効果があるとされています。
JR茅野駅 モン蓼科
JR茅野駅にある、信州のお土産屋さん「モン蓼科」。このお店には、信州の銘菓や銘酒などがたくさんありますが、今回はちょっと珍しいものを購入してみました。

デトックス作用があるとされるクマ笹。
クマ笹とは笹の一種で、日本では古くから民間薬として使用されてきたそうです。
長野県はクマ笹の産地でもあり、これを配合したいろんな製品がありますが、なんと、ハーブティーにブレンドされているものを見つけました。
ちなみにクマ笹には、口臭や体臭をふせぐ効果もあるといわれています。

こちらは、長野県和田峠産の黒曜石(こくようせき)。
これは火成岩の一種ですが、和田峠産の黒曜石からは、遠赤外線などの磁力線がでているそうです。
自宅の水道水をボトルに入れて、その中にこの石を沈めて4〜5時間置くだけ。
すると、カルキ臭がぬけ、まるで湧き水のようなまろやかな口当たりになるといわれています。
神々のパワーをいただく旅
実際に高原に滞在すると、大自然の美しさと厳しさを痛感します。
そして、その厳しさこそが、美しい水や空気を生みだし、私たち人間に豊かな恵みを与えてくださるのだと思えてきます。
それは正に、神様からの賜物なのでしょう。
今回の長野県立科町の旅では、神々のパワーをいただいて、心身ともに健康で美しくなれた氣がします。
ぜひ、あなたも、神々のパワーをいただきに訪れてみてはいかがでしょうか。
立科町の注意点
長野県立科町は、美容面からみても魅力あふれる町ですが、注意点もあります。
それは、高原リゾートなど標高の高いところへ行けば行くほど、紫外線が強くなることです。
シミ・シワ・たるみの大きな原因となる紫外線ですが、なんと、高度1000mで紫外線が10〜12%強くなるそうです。
高原へ行くさいには、日焼け止め・帽子・サングラスなど十分な対策をしましょう。
※当記事は、メンズ美容家きづりか個人の体験を元に作成されています。
※当記事は情報を提供するものであり、美容健康効果を保証するものではございません。
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